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「塗る育毛剤」よりも効くと言われているのが「飲む育毛剤」である。
体の内から効いてくるので、塗るタイプのものより薄毛改善率は高いといわれている。
フィナステライド (フィナステリド) 系のものと、デュタステライド (デュタステリド) 系のものがあり、かつまた、ミノキシジルの経口錠剤タイプのものもある。
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フィナステライド (フィナステリド) 系 |
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フィナステライド (フィナステリド) 系 育毛剤 |
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フィナステライドは、抗アンドロゲン薬の1つであり、テストステロンをジヒドロテストステロン (DHT) に変換する酵素である5αリダクターゼ U型 を阻害することによって作用する。
前立腺肥大症や男性型脱毛症の治療薬として多くの国で登録されている。
日本国内の臨床実験では、半年で48%、1年で58%、2年で68%、3年では78%と、かなりの高率で髪が増えたという結果が報告されている。
また、ミノキシジル系の育毛剤と併用することで、さらに効果がアップすることが海外の臨床実験で証明されている。
米国FDAが、男性型脱毛症からの回復に効果ありと認めた薬は、このフィナステライドとミノキシジルだけである。
このフィナステライドが含まれた育毛錠剤として有名なのがプロペシアである。
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フィナステライド (プロペシア) 服用の注意点 |
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プロペシアなどのフィナステライド系育毛剤を服用するときの注意点は以下のとおりである。
1. フィナステライドは通常、少なくとも3ヶ月以上継続して服用しないと効果が現れない。
2. フィナステライドは、1日の服用量が1mg 以上では、効果は全く変わらない。
3. フィナステライドは、その服用を中止すれば1年以内に、フィナステライドによって増えた毛髪は失われる。
4. 国内で行われた臨床実験の結果では、フィナステライド服用の副作用として、リビドー減退1.1%、勃起機能不全0.7%が確認された。
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フィナステライド (フィナステリド) を含む製品 |
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プロペシア
(Propecia) |
日本では、万有製薬が「プロペシア錠」の輸入承認を取得し、販売している。
ただし、萬有製薬販売のプロペシアを購入するには、医師の処方箋が必要となる。
海外では既に60カ国以上で承認されている。
容量:1mg/1錠 |
プロスカー
(Proscar) |
メーカー:Merck Sharp & Dohme社
容量:5mg/1錠
プロスカーは1錠でフィナステライドを5mg含有しているが、1回につき5mgを摂取しても1mgを摂取した場合と効果は変わらないので、錠剤を1/5に割り服用するとよい。 |
フィンペシア
(Finpecia) |
メーカー:Cipla社 (インド)
容量:1mg/1錠
プロペシアのジェネリック版。
プロペシアと変わらない発毛効果があり、安価である。 |
フィンカー
(Fincar) |
メーカー:Cipla社 (インド)
容量:5mg/1錠
プロスカーのジェネリック版。
フィナステライドは、1日1mgより多く摂取しても効果は変わらないので、フィンカー錠剤も1/5に割って服用するとよい。 |
ハリフィン-1
(Harifin-1) |
メーカー:T.O.Chemicals Ltd社 (タイ)
容量:1mg/1錠
プロペシアのジェネリック版。
プロペシアやプロスカーと同等の効果。 |
ハリフィン-5
(Harifin-5) |
メーカー:T.O.Chemicals Ltd社 (タイ)
容量:5mg/1錠
プロペシアのジェネリック版。
プロペシアやプロスカーと同等の効果。
ハリフィン-5は、容量が5mgなので注意が必要。 |
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デュタステライド (デュタステリド) 系 |
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デュタステライド (デュタステリド) 系 育毛剤 |
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デュタステライドは、テストステロンをジヒドロテストステロン (DHT) に変換する酵素である5αリダクターゼを阻止する効果がある。
5αリダクターゼにはT型とU型があるが、このデュタステライドはT型とU型の両方を阻止するという点で画期的である。
(フィナステライドは、5αリダクターゼの約2/3を占めるといわれる5αリダクターゼ U型 しかブロックしないが、デュタステライドはT型とU型の両方をブロックする。)
デュタステライド系の男性型脱毛抑制剤としては、グラクソスミスクライン社製のアボダートが有名である。
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デュタステライド (アボダートなど) 服用の注意点
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デュタステライドの服用は、フィナステライドに比べて、性的な副作用の危険が増すという点で注意が必要である。
臨床実験の結果、性的不能・性欲減退・胸の女性化という点で、フィナステライドより高い割合となった。
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デュタステライド (デュタステリド) を含む製品 |
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アボダート
(Avodart) |
メーカー:Glaxo Smith Kline社
容量:0.5mg/1錠 |
デュタス
(Dutas) |
メーカー:Dr. Reddy's Laboratories社
容量:0.5mg/1錠
アボダートのジェネリック版。
有効成分もアボダートと全く変わらない。 |
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ミノキシジル錠剤 |
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飲むミノキシジル |
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発毛促進系の育毛成分として有名なミノキシジル (製品名ロゲインなど) であるが、最近は頭皮に直接塗布するタイプのものより、口から飲む経口タイプのもののほうに人気があるようである。
飲むタイプのミノキシジルの利点としては、
・頭皮の痒み・かぶれの心配がない。
・頭皮に塗布する際の時間、手間がかからない。
・塗布によって髪が塗れた状態になり、毛髪のボリュームが無くなることも無い。
・直接胃から血液中に取り込まれるので、吸収率がよく、塗り残しの心配も無い。
・付け過ぎてしまったり、こぼしてしまったりという心配が無い。
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ロニテン
(Loniten) |
メーカー:旧アップジョン社 (アメリカ) |
EU-ロニテン
(EU-Loniten) |
メーカー:Pharmacia社 (スペイン) |
ミノキシジルタブレット
(Minoxidil Tablet) |
メーカー:T.O.Chemicals Ltd社 (タイ) |
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改正薬事法 |
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2009年6月から発毛剤のネット販売が禁止 |
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インターネットを利用した風邪薬など大半の一般用医薬品 (大衆薬) の販売は、2009年6月からできなくなる見通しである。
厚生労働省が改正薬事法の施行にあたって省令を改正し、販売規制を強める方針を固めたからである。
厚生労働省の試案によると、薬を副作用のリスクによって高・中・低の3段階に仕分けし、ビタミン剤・胃腸薬など低リスクのもの以外は、インターネット販売を禁止する、となっている。
発毛剤類も、副作用リスクが「高」に分類されているのでインターネット販売禁止となる。
厚生労働省の試案通りに事態が進めば (進む可能性が高い) 、ミノキシジル・プロヘシア・アボダートなどの育毛剤は、2009年6月以降一切買えなくなるので、それまでに買い溜めしておくことも必要かもしれない。
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